Vimperator Advent Calendar 2012 13日目、二週目に突入のebithです。
今日はVimperatorプラグインの中でお気に入りの一つであるTwittperatorとそのプラグイン群の紹介をしたいと思います。

Twittperatorとは

Streamimg APIにいち早く対応したTwitterクライアントであり、Vimperatorのプラグインでもあります。
ツイートすることやタイムラインの表示の他にRTやFavはもちろん、会話(in_reply_to)を辿ったり、Twitterを検索したり、特定のツイート(status)のページや誰かのホームを開いたりと言ったことがコマンドラインから可能です。
また、プラグインを作ることによって自由度の高い拡張が可能で既に幾つものプラグインが存在しています。

使ってみる

twittperator.jsを読み込み、:tw -getPINで得たPINコードを:tw -setPINでセットすることで使えるようになります。
基本的な使い方は:twコマンドからの補完や:help twittperatorを参考にしてください。
また、一例として少しだけ設定を書いておくので必要に応じて.vimperatorrcに書き足すと良いと思います。

" Twitterへの接続がSSLのみになったので、Twittperator側でもSSLを使うように
let g:twittperator_use_ssl_connection_for_api_ep = 1

" Streaming APIを使う
let g:twittperator_use_chirp = 1

" 特定の単語を含むツイートを追いかける
let g:twittperator_track_words = "vimp,vimperator,twittperator,ついっぺ,ツイッペ"

" Twitter IDの設定。いくつかのプラグインで必要
let g:twittperator_screen_name = "ebith"

" タイムラインの表示
nnoremap ,wl :tw<CR>

" ツイートする
nnoremap ,ww :tw<Space>

" 返信する
nnoremap ,wr :tw<Space>@

" ツイートに含まれるURLを開く
nnoremap ,w/ :tw!/<Tab>

" 会話を辿る
nnoremap ,wt :tw!thread<Space>

個性あふれるプラグイン群

Twittperatorには数々の便利なプラグインが提供されています。
ここでそれらの一部を紹介します。
https://github.com/vimpr/vimperator-plugins/tree/master/twittperatorからダウンロード可能です。

add-url-completer

Twittperator の履歴から URL を取り出して、:tabopen などで補完できるようにする

colorful-log-writer

tail -fするとカラフルなTLが流れてくるファイルを書き出すTwittperatorプラグイン

eject-alert

音を鳴らしたりできない環境で、reply に気づけるようにする便利な Twittperator プラグイン

pong

Twitter で超反応するための Twittperator 用プラグイン

twsidebar

サイドバーにTL表示をするプラグイン

twsidebar-expand-url

短縮URLを展開するTwittperatorプラグイン(twsidebar向け) - おいら屋ファクトリー”)
画像のサムネイルを表示したり、ツイートを展開表示する機能も付いています

urusai-namakubi

棒読みちゃんにタイムラインを読み上げさせるプラグイン。namakubi.js(Vimperatorプラグイン)も必要になります

最後に

普段はtwsidebar+twsidebar-expand-urlでタイムラインを流しながらブラウジングして、目に付くツイートがあればコマンドラインからURLを開いたり会話を辿ったりしています。
僕の.vimperatorrcのTwittperator関連部分を抜き出したものも用意しておきましたので良ければ参考にしてください。
https://gist.github.com/4264015